鎮(しずめ)神社

その昔疫病に苦しむ人々が病を鎮めるために建立されたました。 また鳥居峠の登り口にあるため、旅の安全祈願としても参詣されました。

鎮神社の夏祭り

毎年お盆の時期に行われる宿場あげての祭礼です。 若衆が集まり、笛、太鼓、三味線などの楽器でお囃子を演奏しながら 宿場町を練り歩き、夏の宿場町を彩ります。 祭りが終われば宿場には一足早い秋の気配が訪れます。

木曽の大橋

国道19号線沿いにある木曽の大橋は、すべて樹齢300年以上の木曽桧で造られた太鼓型の木造橋です。 夜になるとライトアップが施され、木曽桧と光の彩りで下を流れる奈良井川の水面に映える姿は幻想的な世界を感じさせます。 道の駅にも指定されています。

水 場

かつて中山道を行き交う旅人ののどを潤し、宿場に生きる人々の暮らしを支えた水場。 現在でも共同水場として利用されています。現在でも奈良井宿には数ヶ所残っています。

マリア地蔵

奈良井宿の中程にある大宝寺の境内にあるマリア地蔵は子育て地蔵の名をかり、頭なしのその姿は隠れキリシタンたちの悲しい歴史が刻まれています。

上問屋史料館 -重要文化財-

昔宿駅には幕府の役人や諸大名その他の旅行者用として、幕府の定めた一定数の伝馬(宿駅用の馬)と歩行役(人足)を定備しておいて、旅行者の需に応じたのであった。木曽11宿には1宿について25人の歩行役と25疋の伝馬を用意していたのである。この伝馬と歩行役を管理運用していたのが問屋である。問屋の下に数人の年寄役があってこれを補佐しました。奈良井宿の上問屋は慶長年間(1602年)から明治維新までおよそ270年間継続して問屋を務めていた。時には庄屋も兼務したのであった。その永い間に残された古文書や日常生活に使用した諸道具等を展示したのがこの資料館です。

その他の案内は

中山道・木曽路 奈良井宿観光協会
http://www.naraijuku.com/